北犬一家


北犬4、南犬1、猫1、人間2で、
2009年に東京を脱出し
八ヶ岳南麓に移住。
現在は古民家を借りて暮らしてます。
登場動物
proyujiro.jpg
裕次郎♂
シベリアンハスキー
2002年11月21日生
団体行動より一人が好き
脱走命&喧嘩上等!
でも本当は一番優しい、
ナルシスト君
2016年7月15日永眠しました。


promaki.jpg
まきこ♀
アラスカンマラミュート
2004年11月25日生
群れ意識が強く一人がキライ
飼い主の言う事をよくきく
頼れる我が家のボス犬
我が強いのがたまにキズ


proryotaro.jpg
良太郎♂
チワワ???
2005年10月10日生
一番賢く腹黒い
規格外のデカいチワワ
誰とでも仲良くできる、
我が家の営業担当
2014年7月22日永眠しました。

prohiba.jpg
ひばり♀
ハスキー×マラミュート
2006年8月7日生
すぐ文句ブーブーよくしゃべる
行動が読めない不思議ちゃん
我が家のムードメーカー
癲癇発作の持病あり
2017年6月3日永眠しました。


probun.jpg
文太♂
アラスカンマラミュート
2006年1月1日生
3歳で繁殖犬を卒業し、
我が家の一員に
頭の中はいつでもお花畑♪
一番デカイけど一番ビビリな
元気いっぱいガサツな野郎


d.jpg
天♂
茶トラ猫
1995年8月くらいの生まれ
猫らしさがない猫
犬がキライでいつも逃げている
我が家の一番の古株動物
2012年2月5日永眠しました。


2.jpg
丼(どん)♂
サウスランドフェレット
2001年8月22日生
犬と対等に遊ぶ最強フェレット
大きい北犬にも負けません
2008年12月10日永眠しました。


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過去記事

文太の脱走。

もう数日前の話になりますが。

あの、皆既月食の日。
近所のいつも散歩するお山。
いつも行くのは、夕暮れも近い頃。
さぁ、そろそろ帰ろうか、という時に、


文太、脱走・・・
というより、迷子。



ロングリードにつないでいる裕次郎以外はみんな自由に歩くので、
道じゃない場所をフラフラと歩くことは、いつものこと。

この時も、文太とひばりがフラフラと横道それて歩いてて、
次に振り返ってみたときは、もう二匹の姿はなかった・・・。

異常事態を察知したまきこは、私と二匹の中間くらいの位置で、
「ねぇ、いいの?あの二匹、どんどん遠くなるよ?」
みたいな顔して、でも耳は後ろに向けて様子を伺いながら、
私と二匹を見比べている。

二匹が向かったと思われる方に向かって何度か呼んでみたら、
鈴の音が聞こえて、ひばりだけが戻ってきた。
(我が家はこーゆー時のために、みんなに熊除け用鈴がついている。

しまった! 文太が完全に脱走、というか、迷子になった・・・。

文太ーーー
と名前を呼んだり、いつも持ち歩いている笛を吹いてみたり、
ウンP用のスコップで木を叩いて音を出したりしながら
探し回ったけど、いない。

もしかしたら、と車に戻ってみたけど、
やっぱりいない。。。

そうだよ・・・文太はそんな賢い犬ではない。
道から外れて歩くくせに、自力で戻って来れない。
犬の帰巣本能ゼロなヤツなんだ。


とにかく、仕事中の旦那に、今の状況を電話して説明した。
もう日が暮れて暗くなり始めている山を探しまわります。
もしかしたら私も迷子になるかもしれないから、
そのときはヨロシク、と。

そして他のわん達を車に格納して、
一人お山に戻り、探す範囲を広げて、脱走した方向の上も下も探した。

はー、ヤバイ、、、
人がいない時間を見計らって、いつも夕暮れ間近にお山散歩してるけど、
こーゆー時、それは仇となるんだな。。。
そんな事を思いながら空を仰いだら、
大きなまんまるの月がとなりのお山から登るのが見えた。

へぇぇぇ。キレイ。サンライズならぬ、ムーンライズだわ。。。
こんな感動的な景色、こんなときじゃなく、もっとゆっくり見たかったな。
いやまてよ、文太が脱走しなかったらこんな時間にお山にいなかったから、
見られたのは文太のおかげ・・・か?


いかんいかん、月鑑賞してる場合じゃないわ。
探さなきゃ・・・。
ただ、満月でよかった。
月明かりで探しやすい。

どうしよう、このまま文太がみつからなかったら。。。
お山の下の国道は車通りが激しいから、もしかしたら交通事故、なんてことも、、、。
もともとネガティブ妄想族特攻隊長の私。
色んな悪い想像が頭をよぎる・・・。
鼻の下の水分は、汗なのか涙なのか鼻水なのかもうわからない。


また車に戻り、今度は車で山の中を探し回った。
どんな小さな草の音や鈴の音も聞き漏らさないために、
エンジンを切り、ギアをニュートラルにして、
惰性だけで山道を下りながら、探した。

でもいくら呼んでも笛を鳴らしても、
真っ暗なお山の木々がザワザワ言うだけ。

そうか。
車を停めてあった場所まで戻って、
そこを拠点に、呼び続けてみよう。
たとえば、私の呼ぶ声や笛の音が文太に耳に届いたとして、
色んな場所で呼んでしまっては、
文太もどこに戻っていいのかわからないじゃないか。
(というか、私がもうヘトヘトで動きたくないってのもあるけど。)

いつも旦那と一緒の散歩で誰かが脱走した時は、
どっちかが探し回って、
どっちかが他のわん達と一緒に、脱走した地点で待つ・・・
という役割分担があった。


そして最終兵器、裕次郎にも協力してもらおう。

実は、裕さん、
人間が「ぺろーーーん!」と言うと遠吠えをする、という特技(?)がある。
昔、くりーむしちゅーの上田の一発ギャグ、「ぺろーん」が大好きだった私。
ふざけて裕さんに向かってぺろんぺろん言ってるうちに、
裕さんが遠吠えで返す・・・という技が身についたわけで・・・。


以前、違うお山で文太が迷子になったとき、
旦那が探しに行って、私はその場で待機していた。
私が呼んだり、木で木を叩いて音を出したり、
そして裕次郎に遠吠えをしてもらった。

そして数分後、文太を連行して戻ってきた旦那に、
「私の呼ぶ声と、裕さんの遠吠えと、木を叩く音、三種類の音を出してたんだ」
というと、
「他の音や声は何も聞こえなかったけど、
 裕次郎の遠吠えだけ、かなり遠くまで聞こえてたよ。」

なるとぼ。
さすが、狼(犬だけど)の遠吠えは遠くまで聞こえるように出来てるんだなぁ。。。



という事で、
車を停めていた場所に戻り、裕次郎と私で車を降り・・・


さぁ、裕さん! いくわよ!


私「文太~ ぺろ~ん!」
裕さん 「おぉぉおおおおおおおん!」
私「文太~ ぺろ~ん!」
裕さん「うおぉぉぉぉぉおおん!」
私「ぺろろろろろ~ん!」
裕さん「あぉぉぉおおおおん!」


そしてスコップでガードレールを叩いて音もだして、
遠吠えで呼び続けること数分。


私「ぺろ~~~ん♪」
裕さん「ぁぉん・・・?」



裕さん、若干疑問を抱き始める。



ダメよ、裕さん、気づいては。
何で遠吠えしてるか、なんて考えちゃいけない。
今はとにかく条件反射de遠吠え、するのみよ!


私「ぺろ~~~ん!」
裕さん「おおん・・・」
私「わぉぉぉおおおん!」
裕さん「・・・」



裕さん、遠吠えに飽きる。


おいっ、これ、裕次郎、犬だろっ 遠吠えんかいっ!
そう言ってこづく私に、
いや俺もういいっす、みたいな顔をして目を逸らす裕さん。

なんだよ、ち。 もうぺろーん言ってやんねーからなっ。
だいたい私だって何を好き好んでこんなお山で
「ぺろ~ん」なんて大声出してると思って・・・


あ。そうだ。文太探してるんだった・・・。


本来の目的を思い出して、また「文太ー」と呼んでみたけど、
やっばり文太の姿はなく。。。

そうだ。
このお山、我が家の散歩コースはいくつかあって、
もう一箇所、いつも車を停めてる場所がある。
もしかしたら、文太はそっちに戻ってるかもしれない・・・。

裕さんと車に乗り込み、さっそくそのもう一箇所へ。
そこでまた呼んでみよう。

と、その場所に行くと・・・



文太、発見。


車のライトに照らされる文太。
「車が着たけど、誰?」みたいな顔してたけど、
私が車から降りて「文太っ!」と声を掛けると、
あっママだっ みたいな顔をして走り寄ってきた。


文太「良かったー迷子になって怖かったよー寂しかったよーごめんなさーい」
私「もーもー、探したのよーー!この子はーー!」
ガッシ、と抱き合って感動の再会。


となるかと思いきや、



「おっ、いたいた。そんなところにいたんすか?」
みたいな、まるでこっちが迷子になってたかのような、、、。
「ダメでしょー! 一人で勝手に歩き回っちゃ!」
と怒鳴ると、少しションボリはしてたけど、
車のドアを開けると、やれやれ、みたいな顔してサッサと乗っていった。


てめぇ・・・。
私がどれだけの体力と精神を消耗して探し回ったと・・・。
ま、こんなことになろうとは思っていたけど・・・。
もうちょっと懲りてくれよ・・・。



とにかく、文太の迷子、これで終了。
旦那に「文太確保」の電話を入れ、帰宅。

軽く一時間くらいの散歩のつもりが、
家に着いたのは三時間後だった・・・。

文太を探してる時、
「どうしよう・・・このまま文太が見つからなかったら・・・」
と、泣きたくなったけど、
途中から、完全に開き直った自分がいた。

「誰かが迷子になって帰らなくなっても、
 それはそれで仕方ない。
 お山を自由なスタイルで散歩できる代わりに、
 それぞれが自覚を持ってもらわないと。
 一人と5匹という団体行動を崩すようなヤツは
 私だって面倒見切れないわよ。」

と。


次にもし迷子になったら、
ある程度だけ探してみて、見つからなければ容赦なくおいていく。
あとは自分でどうにかしてもらおう。
こっちも寝覚めは悪いかもしれないけれど、
これがその犬の運命、と思ってあきらめよう。


ということを悟った、北犬ママなのでした。


111220001.jpg


☆長文おつきあいいただきましてありがとうございました☆
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Comment

うわ~・・・何とも長い夜でしたね
うちの方でノーリードで散歩できるのなんて誰もいなくなった真っ暗な公園内ぐらいなので
北犬ママさんちのお散歩の様子を見てて羨ましいな~と思ってましたけど
こういうハプニングもあるのですね。
読んでてドキドキしてしまいました~
文太くん見つかって良かったですね!

文太くん 見つかって良かった~。
うちも最初に飼ったハスキーのフローラが
1月1日に お山で6時間迷子になったことがありました。
暗くなってきて 泣きそうになりましたが
あ~疲れたわ~って感じで 帰ってきました。
裕次郎さん すごい技を持ってますね。

上田 役にたってるね
うんちくだけじゃないんだ
「べろ~~~ん」もたいしたもんだ(笑)

文太に携帯持たせて GPS捜索するのどう?
携帯もつ文太 ワンしか言わなくてもいいからさ

もう~感動と笑いとハラハラドキドキのお話。
完全読破しましたよ~(笑)
我が家のぶんたも幾度となく脱走しましたが
その時の気持ち、北犬ママさんの気持ちとだぶって
手に汗握り…

そんな緊急事態の中、お山の中心で愛…ならぬ、
「ぺろ~ん」と叫ぶ状態のママさん。
年末のすべらないハナシ、にエントリーででしょっ!

何はともあれ、文太~帰って来て良かった~

文太くん見つかって良かったですね~。迷子になって大変だったでしょう。でも 北犬ママと裕さんのぺろ~ん と遠吠えは 涙ながして 読ませてもらいましたょ、いい技もってるね~裕次郎、最高 カッコイいわ~。うちも 裏の山で離して散歩させるんだけど 走りだすと迷子にならないかめちゃくちゃ心配。北犬ママと裕さんのように 迷子で外れた時のために 私が遠吠えの練習するわ(笑)

ラムママさん
そうなんですよね~。
自由な代わりに、リスクも大きいです。
わん達は楽しそうですけどね…。
見つかった時は本当にホッとしました~。


ブランカママさん
元旦に! 六時間も!
ひえぇぇ。。。
お正月気分、ぶっ飛びますね・・・。
やはり上には上がいますね(笑)
文太の三時間なんてカワイイもんだ!


のぼ~るさん
あははっ。
携帯、いいですねぇ♪
マイクロチップも、GPS機能付きの物を開発してくれたら、我が家、即効、埋め込みますよ!
上田も、まさかこんな所で役に立ってるとはおもうまい(笑)




ぶんともさん
えーーー!
せめて「笑えない話」のカテゴリーにしていただけたら、と。。。
マジで途中まで半べそ状態でしたからね~。
ぶんた君も脱走歴あり、ですか。。。
ぶんた君、足が早そうだから、探す範囲も広くて大変そうですね。。。



あすかママさん
裕さんのこの技には本当に助けられました。
一人で叫ぶより心強い、ってのもありますしね(笑)
我が家の住んでいる所は、昼の12時に時報のサイレンが鳴って、そのサイレンにつられて5匹みんなで遠吠えするんですけど、私も一緒に遠吠えして練習してます(笑)
みんなで遠吠えって、気持ちいいですよ♪
癖になります♪
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